藤が丘インターナショナルトークサロン


FITSの紹介

藤が丘インターナショナルトークサロンの通称はFITSです。平成3年から平成18年度(2006年度)まで、藤が丘地区センターと青葉国際交流ラウンジは共催で、インターナショナルトークサロンを16年間に亘り、105回開催してきました。しかし、両施設の運営環境が変ったため、平成19年度から従来の内容を継続する形で藤が丘地区センターを基盤に自主活動としてFITS実行委員会を設立し、企画、実施、運営しています。

FITSの活動紹介

地域住民の身近な国際交流・国際理解を目指し、広い視野に立った国際性のあるテーマを実行委員会で決め、主に地域在住の外国人や日本人をゲストにお招きし、お話をしていただきます。その後お茶をいただきながら和やかに、時には熱を帯びた質疑応答が展開されます。このようなサロン形式の集いをボランティアで構成されている実行委員10数名で年数回開催を目標に企画、実施、運営しています。

次回第116回FITSのお知らせと前回の報告

次回第116回FITSのお知らせ

タイトル: 魅惑の国 トルコ

     〜日本とトルコの友好関係120年!〜

ゲスト: メヘタップ スルタン ギムシャイさん

   〈在日トルコ商工会議所前会頭(現顧問)、トルコ対外経済委員会(DEIK)「トルコにおける日本年」文化芸術コミュニケーション委員会委員、宝飾デザイナー〉

内容:120年前、和歌山県串本沖でトルコ軍艦が沈み、串本町の人々が助けてから日本とトルコの友好が始まりました。さらにイラン、イラク戦争にてトルコの人々が日本人を助け、両国の友好は強固なものになりました。

 政府間の協議により、2010年は「トルコにおける日本年」と設定がなされ、トルコでは様々な地域で日本の紹介を繰り広げております。又、イスタンブールは2010年のヨーロッパ文化首都に選ばれました。

☆日 時: 平成22年9月11日(土) 午後2時〜4時

☆場 所: 藤が丘地区センター会議室

       (田園都市線藤ヶ丘駅下車北へ徒歩7分)

☆定 員: 50名

☆参加費: 500円(当日会場で、トルコのお菓子代込み)

☆申 込: 藤が丘地区センター(電話或は直接窓口の申し込みが必要です)

       電話: 972-7021(第4火曜日休館)

主催:藤が丘地区センター 藤が丘インターナショナルトークサロン実行委員会


115回FITSの報告(平成22年6月26日開催済み)

タイトル: これからのエネルギーと環境を考えよう

   〜資源は有限、ピークオイル、価格の高騰、ヒートアイランド〜

ゲスト: 小川 雅生さん

 (駒澤大学教授 前東京工業大学原子炉工学研究所長 エネルギー科学専門 青葉区しらとり台在住)

 内容: 「エネルギー・原子力・環境を考える」というテーマで1時間ほどお話いただいた後、ティーブレイクが15分ほど、その間お話の内容についての質問を参加者に書いていただき、残りの40分ほどは多くの質問に丁寧に応答していただいた。今回のトークサロンは参加者の多くが男性であったことは驚きでした。また、テーマが身近でありながら、多くの問題を抱え、一人一人が小川さんのお話を伺って今まで以上により深く、地球規模でこの問題を考える良い機会になりました。

 最初に、宇宙に存在するエネルギーの総量はふへんであり、生産することはできなく、2つの重要なこととして、一つはエネルギー利得率、他方は経済利得率であり、この両方を満足させるのは大変である。環境問題はエネルギー利用の影の部分であり、利用するには必ず影がある。また、エネルギー環境の難しさとして、数値が信頼できないことと自分達の方法が最善と主張し、そこに国益の衝突、お金儲けの駆け引きがみられる。果たして地球温暖化は本当か、CO2排出が温暖化の原因かの疑問点を挙げられた。

 食い違うエネルギー利用率として原子力は良いことになっていて、太陽光は低いとされるデーターがある一方、その全く逆のデーターもありで、食い違っているのが現状である。さらにエネルギーと環境問題で、京都議定書の問題点、日本は1990年比で2012年までにCO2を6%減と目標を定めているが、背景はCO2排出権取引でもうけることだったのでは?気候変動に関する政府間パネルでは地球温暖化の原因をCO2とする科学的根拠はなく、東工大の丸山茂徳教授は今後数十年間は寒冷化になるのではないかと説いている。

 エネルギー利用率として、風力3.9 太陽光1.0〜2.0 石油火力7.9 LNG(液化天然ガス)火力2.1 原子力17と分析されている。米国では、石油生産のピークが1970年代に到来し、ピークオイルがいわれるようになった。楽観論として、エネルギー資源は沢山あり、今後も発見・開発が続くと考える。一方悲観論としては2000年初めに北海では石油採掘がピークを迎えた。代替エネルギー源として、太陽光、風力、廃熱、水素エネルギー・燃料電池、電気自動車(水素、電気は資源ではない)があるが、どれも人を惑わす議論が多い。

 原子力に関して、小川さんが準備された資料から、核分裂発見1938年 原爆1945年 原潜ノーチラス1954年 商業発電1954年 原子力基本法1955年。原子炉基数(2008年)日本55、世界439.発電比率(2007年)日本28% フランス77% ドイツ26% 米国19% 原子力は一時エネルギーの約15%に相当している。

 最後に原子力の安全性について、過去事故が起きているが、それらはあくまでも人災であり、事故を防ぐには、一つの原子炉を建設するには20年かかるが、一貫してそれに携わる人と技術の伝承が非常に重要である。原子力発電の場合には使用済み燃料の処理等未だ問題が多いと話された。

      


 

FITS連絡・問合せ先

藤が丘地区センター  電話:972-7021(第4火曜日休館)

FITS 実行委員(佐藤洋子)宅     電話:984-3074


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